人見知りが激しく、あらゆることに自信が持てなくて、何を誘っても「やめとく」と、いつもわたしにべったり。
そんな消極的な娘が、唯一興味を持ってれた『お絵かき』を通して、「子どもの絵は子どもの心そのものである」と気付き、大人の言葉がけ次第でお絵かきだけでなく内面もどんどん変わっていくことを実感。
子育てにアートを取り入れながら、「子どもが子どもらしくのびのびと表現できる環境で、親子で豊な心を育てる」というコンセプトのもと、娘2歳、2005年西宮市のおうち教室でスタートしたハピネスキッズアートは、そんな娘との出会いがあったからこそ生まれました。
毎日あっという間に過ぎていく日々の子育て。
「気づき」がなければ、わたしは他人の子と自分の子を比べて落ち込んでばかりだったかもしれません。
アートで娘と関わることで、娘からたくさんのことを気づかされました。
わたしの毎日は、季節を感じたり、小さなことにも感動できたり、子どもと過ごす時間の大切さを感じながら、できないことよりも、できたことに、目を向けられるようになりました。
お絵かきをきっかけに、表現に自信をもち、自分を認めることができるようになっていった娘は、8歳の頃から「ミュージカルの舞台役者になりたい」という大きな夢を持つようになり、人前で歌ったり踊ったり、想像もしなかった様々な経験をしながらどんどん自分らしさや自分の居場所を発見していきました。
「好きなことをお仕事にしたい」という夢は中学生になってもぶれず舞台芸術コースのある高校選びもすんなり決定。大学は高3夏に大阪芸大の舞台芸術コースにAO入試で早々と決定。奨学金までいただくことができました。専門的に学びながら10年ぶれずにみてきた夢に向かって羽ばたこうとしています。
きっとこれから大人になるにつれ様々な選択肢はでてくるとは思いますが、「アートde子育て」のおかげで、自分で自分らしさに気づき、自己肯定感を育みながら、自分のやりたいことを自分で選び、失敗しても挑戦し続けることのできる子に成長できたのだと思います。
たくさん失敗して試行錯誤しいながら、自分だけの世界を想像して表現できるアートは子どもが成長する上で最も大切な「個性」を育みます。
自信を持てない、自分を表現することが苦手な子ほど、内に秘めたものを外に発散したいと感じているようです。
ひとりで考え、創りあげることのできた時の「達成感」は、次への意欲や自信につながります。
お絵かきや作品作りを通してまわりに惑わされず、「自分らしさとは何か」を自分で発見しながら、失敗しても工夫次第で成功に導くことができる経験は、大人になるうえでとても大切なことをこどもたちに伝えてくれます。ママにも、我が子が他の子にはないすばらしい宝物をもって生まれてきたことに気付いてもらえるでしょう。
大きな夢を自信をもって語れる子どもたち。疑いもせずその夢が叶うことを想像し、叶えてしまう子どもたちがhappiness kids artからたくさん生まれるであろう日が楽しみでなりません。
2019年春から講師養成講座をスタート、全国の自分らしい生き方をしたいと願うママたちのコンサルも始めました。
想像力豊かに、大きな夢を持ち、夢をどんどん叶える子どもが育つ場所や親子のかけがえのない宝物を創り出す場所。
アートを通して親子を繋ぎ、心を育む場所が全国に広まります。
ひとりで子育てをがんばるママを一人でも減らせますように。
子どもがのびのびと自分らしさを表現でき、個性を認めてもらえる場所が増えますように。
わたしのように普通のママからスタートして、子どものために教室を開きたいと思うママの夢を叶えることができますように。
幼少期の親子のかかわり方や環境次第でどんな未来も描けるということを、たくさんのママたちに伝えたいと思っています。
ぜひハピネスキッズアートの魅力をまずは、お子さんと体感しにいらしてくださいね。
一般社団法人Atelier happiness bird 代表
キッズアートクリエイター&デザイナー
もりもとさゆり